夏の思い出

2005年8月17日
みんなからも続々とどいています。
どうもありがとう。

今日は、小学校時代の友人から、残暑見まいが来ました。
先生は小学校卒業の時にひっこしをしているので、
今でも付き合いのある数少ないおさななじみです。

この間けっこんをして、
フランスに新こん旅行に行って来たとかで、
おみやげをいただきました。
サブレ。
おかしの味はあまりどの国もかわらないなぁ、
なんて思ったりしました。

小学校のころ、先生は夏休みの間のうち、
一か月くらいはいつも、
おじいちゃんの家にとまりにいっていました。
おじいちゃんのことが大すきだったのです。
泳ぎも、自転車の乗り方も、食事のマナーも、
すべておじいちゃんに教えてもらいました。

おじいちゃんが亡くなったのは、
中学2年の時です。
実は、最後にあったのは、
おじいちゃんが亡くなる2か月ほど前で、
おまけに、おじいちゃんが言ったことに口答えをして、
おこらせてしまったまま、
おじいちゃんは亡くなってしまいました。

また会える、と、無意識に信じていたのです。
けれど、病状が悪化するにつれ、
苦しむおじいちゃんをリサに見せたくない、と、
父が病院に行くことを禁じたのです。
「もうちょっとよくなってからな」
と、言われ、本当に一度もそれから会わないまま、
ある秋の早朝、そふは亡くなりました。

不思議と、
そのときはあまり泣いたり悲しく思ったりしませんでした。
おそう式の準備や、片づけでとても忙しかったのです。
突然悲しくなったのは、
もう何年もたって、大学生になってからでした。

ふと、そふがゆめに出てきたのです。
そして目覚めたとき、
「ああ、もう二度と会えないんだ」
と、むしょうに悲しくなりました。
夜中にひとりでわんわん泣きました。

大人になってからの方が、
話したいことがたくさん出来ました。
今生きていてくれたら、
夫とも仲良くしていただろうな、とか、
わたしの子どもをなによりも楽しみにしていただろうな、とか、
いろいろなことを考えます。

この間名古屋に帰ったときに、
おはか参りもすませてきましたが、
いつかもう一度、ゆめの中でもいいから、
話をしたいなぁと思います。

大すきなおじいちゃん。
安らかに。


 
 
みんなもいつか、大切な人に会えなくなるときがくるでしょう。
お互いを大切に、たくさん話をして、
たくさんふれあってください。

今日がみんなにとって、良い日でありましたように。

 

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